Excelのセルを文字へ変換する方法を紹介します。
定型の文章を作成する際に、特定セルのみ編集して文章を作成するということも出来るので、覚えておくと便利です。
対象のソフトは、Office2019 Excelです。
もくじ …ショートカットできます
文字列に変換する(日付)
TEXT関数というのを使います。
以下のようにセルの日付をそのまま「=」でもってくると数字に置き換わってしまいます。なので、TEXT関数で日付として表示されるようにします。
日付の情報をもってきたいセルに、「=TEXT(F10,”m月dd日(aaa)”)」を入力します。今回は、F10を指定していますが目的のセル番号に変換してください。
TEXT関数の” ”で囲っているところが、「=TEXT(F10,”m月dd日(aaa)“)」どのような形式で表示させるかを決めるところになります。今回は、mを月、ddを日、aaaを曜日として表示するようにしています。
文字列に変換する(金額)
TEXT関数の” ”で指定する表示の形式はいろいろありますが、金額を文字に変換する場合は以下を使います。
目的のセルへ「=TEXT(F21,”¥#,###0″)」と入力します。円マークと千円単位に,を表示するようにしています。
また、以下のように文字列を追加して一文とすることもできます。
「=E13&“の価格は”&TEXT(F13,”¥#,###0″)&“です。”」と数式を入力しています。中身は以下の通りで、文字列なので&でつなげます。
- 「=E13」でそのまま「ボールペン」を持ってきます。
- 「”の価格は”」を追記します。
- 「”¥#,###0″」でF13の金額を表示させます。
- 「”です。”」を追記します。
補足
今回紹介しました日付や金額以外に、時刻やパーセントもよく使われてると思います。活用する機会がもしかしたらあるかもしれませんので、参考でまとめておきます。
形式 | 数式 | 入力値 | 出力値 |
---|---|---|---|
日付 | m月dd日(aaa) | 12/12 | 12月12日(月) |
金額 | ¥#,###0 | 1500 | ¥1,500 |
時刻 | hh時mm分 | 12:12 | 12時12分 |
パーセント | 0% | 0.15 | 15% |